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薪に関するアンケート報告

薪に関するアンケート報告

事業実施にあたり、まず自らが薪をつくり使用し、ゆくゆくは組織的に機能して循環型社会を形成する担い手として期待される「マキビト」への参加を呼びかけるために、飯田市が平成16年度から実施してきた薪ストーブ補助金の交付を受けた方へ、薪ストーブの利用状況などについてアンケートを実施しました。内容は、薪ストーブ導入理由や薪の種類や確保、木材を加工する方法などについて。郵送数は193人、返送数127人、回収率は66%でした。

郵送したアンケート用紙はこちらからご覧いただけます。「薪に関するアンケート」(PDF:300KB)

アンケートの結果をみると(図2-1)、薪ストーブ導入後に薪が充足しているのは全体の8割、不足しているのは2割であるが、今後の見通しについて伺うと、4割が不足すると回答した。


また、自由記述による意見などには「切り倒したままになっている木をよく見かける。あのまま腐ってしまうのかともったいなく思うが所有者がわからない」、「道路沿いや山の中で、台風等で倒れた木がみられる。そのままにしておくのはもったいないと思うが、勝手に持っていくわけにはいかず、需要と供給が成立するといいと思う」など、不足分を補うために近隣の山中で見かける残置された木を薪へ期待していた。

しかしそうした材や立木を薪として加工・使用するためには、ユーザー個人では、森林所有者の情報や使用許可、薪への加工技術についての手立てがない状態であり、技術を習得し、情報を共有して協労する組織の立ち上げが必要であることが伺えた。

アンケート結果の詳細はこちらからご覧いただけます。「アンケート結果」(PDF:200KB)

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