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軽量架線キット室内講習会、意見交換会

軽量架線キット室内講習会および意見交換会

11月21日には軽量架線キットの使用方法修得を確実なものとするため,室内講習会を実施した。講習会では室内の2本の柱を林地作業における元柱と先柱に見立てて,軽量架線キットの設置作業を繰り返しおこなった。参加者をチームに振り分けて作業を分担し、設置と撤去を繰り返すプロセスを通じて、軽量架線キットを運用する上での効率的な人員配置や役割分担について認識が共有された。

また,この日は従来の下げ荷システムだけでなく,同じキットを組み替えた上げ荷システムについても設置をおこなった。現場での作業効率を考えるならば、上げ荷の場合は特に,同じ出力でどれだけ重いものを持ち上げられるかが重要であるが、稲垣氏(矢作川水系森林ボランティア協議会)考案の上げ荷システムは動滑車を使った工夫がしてある。嶋村氏の解説でこの仕組みについて理解を深めた。

上げ荷システム(作図:嶋村浩)

動滑車を使って重いものを持ち上げる仕組み(作図:嶋村浩)

 

講習会終了後には,食事を採りながらの意見交換会を実施した。マキビトが薪ストーブの話をする中から,お互いの家にマキビトを招いて薪ストーブを披露しようという企画が持ち上がった。この企画は後日「薪ストーブ探訪」として実施されるに至った。マキビト事業のホームページ作成が可能な人を募ったところ,参加者の中から手があがり,これについても事業報告の一環として制作する運びとなった。

室内講習会の様子

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